Mackie ProFx8の修理

調査

ミキサの修理

壊れたミキサを手に入れました。オーディオ用の方です。

Mackie ProFx8

2010年頃の製品だと思います。それまでMackieはFirewire推しだったのに、USB対応のこれが出て「幅が広がったなあ」と思った記憶があります。

私は以前レコーディング用にONYX1220や1620を使っていたので、このスタイルは非常に使いやすいと思います。

どうせコンデンサだろ・・・

接地が浮いたようなノイズ

とりあえずゲインノブをあげるとノイズが乗るので、ゲインノブ前のコンデンサの抵抗値を調べます。

すると、このコンデンサが短絡気味であることがわかりましたので、

C167を外したの図

外しました。

しかしこれでもまだノイズが乗ります。

と思ったらダイオードだった

そう、このコンデンサが接地と短絡しているということは、その直前にあるダイオードが短絡しているということです。

結局のところ、これは回路図をみないとよくわかりませんでした。

D27を外したの図。
このこわれたダイオードはどちらから計っても5Ωくらいしかない。

幸い、Mackieのミキサは回路図が公開されています。「Mackie ProFx8 Schematic」などで検索すると出てきます。

チップ部品は難しいので

外してしまったコンデンサとダイオードはチップ部品です。これをはんだ付けするのは大変なので、足付きの部品をくっつけてよしとしました。

そもそもチップ部品の入手性が・・・

なおったー

レッツはんだ付け

なおりました。アンプ部に電源が混じってたのが原因だったのですね。

わーいなおったわ

このミキサも、レンズと同様、友人をオーディオ沼に突き落とすための供物として差し上げることにしました。

その友人はマイク沼にハマりそうなので、きっとプリアンプ沼とかスピーカ沼などという恐ろしい沼にもハマってくれるでしょう。

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