小さい自由雲台はいい。何がいいかって、小さいのに自由に物を固定できる。ただし、小さいだけが使いやすいわけではない。そういうお話です。
プレート付きなど多機能なものではなく、シンプルなもので、かつ使いやすさに重きを置いてご紹介します。
自由雲台とは
自由雲台とは、カメラを三脚に取り付ける雲台のうち、三脚との連結機構がボールになっているもののことです。固定用のネジを緩めると、どの方向、どの角度にも自由だからこの名なのだと思います。
自由雲台の各部の名称です。この名称は説明を円滑化するためであって勝手につけました。一般的なものではない可能性があります。


機種別というわけではなくて
機種別というわけではなく、いろいろ集めたものの長所と短所を紹介したいです。
その1.軽量ゲロ安タイプ
代表機種:エツミ E-2048 など


長所:軽い、取り付け面間が約45mmという小ささ
短所:ツマミに力を入れづらいので、「がちっと」固定には向いていない。
致命的短所:基台と本体が一体なので、三脚側を締めてしまうとツマミを回しづらくなることがある。
その2.中華ゲロ安タイプ
代表機種:なし


長所:安い。基台と本体が別に回るのでツマミが回しづらくならない。壊しても無くしてもあまり惜しくない。
致命的短所:ツマミと一緒に内部のボール固定子が回る機種があり、狙った位置での固定が困難な場合がある。
その3.一般普及型タイプ
代表機種:SLIK SBH-100 など


長所:基台と本体が別に回るため位置決めしやすい。ツマミも上長下短で回しやすい。マット仕上げがかっこいい。ボール固定子がつまみと一緒に回らないよう工夫されているので、若干本体が大きいが位置決めが容易。
短所:台座・支柱・ボールが一体形成となっているもののうち、台座が中空であるものはコルクがへたってくるとエッジ部分でカメラの底部を削ってしまう恐れがある。
その4.つまり、「アーム」タイプ
代表機種:Smallrig 2159 など


長所:自由雲台ではないが、軽量物の固定と自由な取り付けに役立つ。原理的にツマミの締めでボールが回らない。
短所:ボールが小さいので制動モーメントも小さく、重量物には向かない。急なひっぱりなどを受けて破壊される時にはすっぽ抜けるのでやっぱり重量物には向かない。
その5.ややヘビータイプ
代表機種:CowboyStudio CX-3000 など


長所:原理的にツマミの締めでボールが回らない。本体と基台、ボールの締め付けが同時に行われるため位置決めが容易。ボールが大きく締め付け面も広いのでがっちりと固定できる。
短所:でかい。重量級の装備を取り付けると、大きさの割に思いのほかお辞儀する。
これが一番いいと思います


基台と本体が別に動くだけでなく、ツマミの開始位置を変えられる機構がついている。このためRIGに組み込んでも、任意の位置から締め付けられるので使いやすい。クランプレバーなどでも同様の機構があるが名前があるんだろうか。
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