ほぼジョークだが、12Kハンディカムとなれば時代の最先端である。
普段はレンズキャップの代わりにEF-Sレンズの24mmを付けている。
これに角形フードを被せると、あら、なんとも魅力的な感じになる。
これはハンディ運用したいと思わせるのである。
実は思ったより小さいURSA “MINI”
USRA MINIはMINIというだけあって思いのほか小さい。
SIGMA 24-105 + EOS 7D Mk2と並べてみるとこのサイズ感、これならカメラバッグに放り込めそうである。
ただしハンドルが結構邪魔である。なんかもっと、FS100/700あたりについていたようないいハンドルがないかな。
何より一体型、URSA MINI
ここが1番のポイントではないかと思う。他のデジタル・シネマ・カメラはREDの二代目を模してか、コアモジュールとしてのカメラにいろいろくっつけるようにしてカメラ全体をビルドしている。
しかし、URSAはどちらかというと放送用カメラのように一体型に全ての機能が収まるようにできているのである。これは、ハンディ運用してくれと言わんばかりである。
もう一つ優秀な点として、起動の早さが挙げられる。電源を入れて10秒もしないうちに撮影可能となるのである。これはスナップ撮影機として頼もしい。
SDカードに記録してみる
URSA 12KはSDカードにも記録できる。私は普段、長回しがほとんどなので、USBからの外部SSDに記録する。
今回はお試しがてらにこのSDカードを買ってみた。
結論を言うと、このSDカードには12K 17:9 30P 12:1での記録ができなかった。
それ以下なら大体できそうで、12K 17:9 30P 18:1は記録できた。
当然ながら、8K 16:9 60P 18:1も記録できたので、今のところもっともお手軽に8K60Pを楽しめると思う。
まとめ
実際撮ってみるとレンズの解像度が追いついてない(レンズの大型化が必要)し、手振れもひどい(ジンバルや防振機構レンズ、RIGが必要)ので、やっぱりオオゲサにならざるを得ないのかもしれない。8Kモニタで見ると、カメラを固定したほうが良いと思う。
でもやっぱりこの解像度でカメラだけを持っていけるのは楽しいかも。
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