小ネタ
データレートが大きなカメラを使っていると、メーカが出してる対応表に存在しない、やっすいメディアを使いたいですよね。
これが、URSA 12Kで外部記録すると途中で止まったりすることがあります。同じような人がいるかもしれないのでお話ししておきます。
途中で止まる
Crucial P.2シリーズ
これはなぜか記録が途中で止まります。興味深いことに、500GBモデルでは約190GB書き込んだところで、2TBモデルは約550GB書き込んだところで記録できなくなります。正確には、書き込み速度が極端に遅くなります。
PCに接続して再現を試みたのですが、PCでは再現できませんでした。
不安定なもの
ケースの問題
Yottamaster製のNVMe用ケースは接続が安定しませんでした。認識したかと思ったら途切れたり、フォーマットができなかったりと。ケーブル変えても同じ挙動なのでケースのせいだと考えています。
ただ、中身のSSDによっては記録できる「とき」もありましたので、個体の問題かもしれません。
UGREENのSATA用ケースはなぜか使えませんでした。
1.1秒記録すると止まります。
これもPCに接続してみても、速度的には問題なさそうで読み書きできるのです。しかしURSAからはできません。ケーブルも、中身のSSDもいろいろ変えてみましたがだめでした。
INATECK製のファンつきケースはすごくいいんですが、フォーマットの動作が怪しいです。
一応記録できるんですが、なぜか読み出せない状態になってしまう上、ちょっとでも記録してからUSBを抜き差しすると空きがなくFULLな状態なるなど、謎の動作をしてしまいます。
こちらもPCなどでは特に問題なく使えますのでますます不思議です。
案外大丈夫
SATA直付けケーブル
inateck製SATA -> USB-C直付けタイプです。
なぜかトラブルがありません。
SATA SSD
WD Blue SATA 2TB は安定して使えています。
一見遅そうですが、12K 30P 12:1で耐えられたので、約300MB/sでは安定して使えるみたいです。
ケース
Unitek NVMe用ケース はプラっぽくて安っぽい・・・のに、ノントラブルで使えました。一応ケースのアルミに排熱できるので、中身のSSDによっては持てないくらい熱くなります。
まとめ
SATA用のケースやインターフェースはどれも使えたり使えなかったりするので困りました。
なんというか相性的なものがあるように感じます。
NVMeも、PCとの通信とURSAが記録するときの動きは何かが違うのか、いい感じに使えないことが多い。
そのため、収録前は入念にテストしてから本番に臨みます。
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