R-1記 修理編

音響

以前ぶっ壊れ箇所を確認したR-1を修理します。

液晶割れ

ご覧のように、液晶が盛大に割れています。

左側の文字が出なくなっています。

落としただけなのに・・・

両面はんだが取れん

このディスプレイ、基盤の両面からはんだ付けされており、なかなか取れません。

なので・・・ドナー側はディスプレイアセンブリのブリッジを根本から切断しました。

格闘した跡だけはある。

レシピエント側はブリッジを残して切断しましたので、ご覧のようにブリッジ同士を接合するだけになりました。

ブリッジが接触する長さに整える。

ノイズで?なんでこうなる。

組み立て中に少し不思議な事象に遭遇しました。

メイン基盤はかなり厳重にノイズ処理(遮蔽処理)がなされていますが、これを開けて作業していたせいか試験起動時に液晶表示がこんなことになりました。

こんなフォントまで入ってたのか。

ちゃんと組み立てて蓋を戻したら直りました。

できた

これで綺麗なR-1が戻りました。とはいえダイヤルの樹脂はウレタン?塗装のためベットベトだったのでアルコールで拭きました。

R-1は2GBまでのCFしか使えないので、倉庫にあったSANDISK Ultra2 1GBを入れてテストします。

朧げな記憶だけどこれ2004年当時1.8万円ぐらいしたような気がする。

音質チェック

とりあえず肉声での音声比較です。iPhone 12 Proの動画音声との比較になります。

R-1:やっぱりちょっとノイジーだけど音は綺麗。

iPhone:ノイジー感はないけど作ったような音かな?そうでもないか。

まとめ

R-1の液晶ブリッジにはやっぱり苦労しましたが直ってよかったです。

またモスボール保管庫にしまっておき、時々眺めて楽しみます。

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