EXPO2025

写真

2025年6月に大阪万博に行ってきました。

映像展としてのEXPO

1970年のEXPOも、多種多様な映像表現の場であった。

撮影・映写方法に工夫を凝らした映像点の要素が強かったようだ。

今回の万博では、フイルムの「映写」そのものは消え、多種多様なデバイスによって映像が投影されていた。

LEDの全盛

半透明型のLEDディスプレイが全盛を極めている。

画素数が多くなくとも、輝度がすごいので昼間でもその映像を楽しむことができ、また、強烈な彩度をもちつつ巨大なスクリーンを実現できている。

これはフイルムの映写ではなしえない。

イタリア館のスクリーン。四枚に割れて入場扉を兼ねる。
トルクメニスタン館は外装がLEDディスプレイだった

バーサライタの濫用

映像が空中に浮いているように見えるバーサライタも各所に見られた。

見慣れない人には未来的なんだろうが、こういった喧騒のなかでなければ。

動作音がうるさいので静かなところでは使えないのである。

コモン館のバーサライタ。SSが速いとこうなるね。

プロジェクタも活躍する

フイルムはなくなれどプロジェクタは活躍している。

しかし、スクリーンはLEDに置き換わってしまったようだった。

大光量のプロジェクタは高いもんね。

イタリア館のプロジェクション

映像の多彩なる表現

3DCGはもうあたり前

1970と異なるのは、映像にコンピュータグラフィックス、しかも3DCGが入っていることだろう。

コンピュータビジョンの展示会でもあるようだ。

トルクメニスタン館のウェルカムビデオ

並ばない万博とは

事前予約もなにも、予約で埋まったパビリオンには結局並んで入ることになる。

1970年と変わらない光景がここにある。

人類の進歩と調和とは、なんだったのだろうか。

大屋根の下は行列
炎天下でも行列
アトラスのしり
新旧万博土産の扇

コメント