古い3Dゲームを遊びたくていろいろ模索しました。
Windowsの壁
古いゲームを遊びたくて、CDドライブを引っ張り出してインストールを…
いや、もうWIndows11の時代、インストーラーすらまともに動かないものも出てきました。
特に、Windows95/98のゲームはもう壊滅状態と言っても過言ではないです。
3Dはおろか起動できないです。
以前、VAIO RZ-52 (Pentium 4 2.6Ghz)を使っていたのですが、その頃WindowsXP SP3を使っていました。Windows95/98アプリがおおかた動いたような記憶があります。
バーチャルマシンでWindowsXPを使ってみましたが、やはり3Dは描写できず、CPUの瞬発力が必要なゲームもギクシャクしてしまいます。
グラボの壁
実のところ、グラボの壁というものもあります。
あまり詳しく知らんのですが、DirectXとグラフィックドライバに互換性のバージョンがあるらしく、ある時点からDirectXのサポートが切れるような形で使用できないものがありました。
これを解決するミニPC
以上の条件から、WindowsXPが使えてグラボを積んだマシンがあれば、一通り遊べそうです。
WindowsXPに対応していて、いい感じのミニPCがあります。Mac miniです。
Mac miniのうち、2010モデルまではなんと内蔵グラボ(モバイル版Geforce)が使えますので、今回の目的には御誂え向きです。

これはMacOSX 10.6(Snow Leopard)が標準で、このバージョンまで対応しているBootCamp3.0であれば、WindowsXPに対応しています。
MacがハードウェアとしてWindowsに対応しているというのは、そのドライバが提供されているという意味です。つまり、自作PCを再組立してドライバが手に入らないような心配がなく安心です。
Windowsをインストールして、Windowsで認識しているスペックを確認します。


Core2Duo 8600P + Geforce 320Mというのはそんなに強い組み合わせではありませんが、古いゲームやゴリゴリ3Dでなければ快適に動きます。単体GPUでいうと9400GTより少し強いくらいなので、結構使えそうなイメージです。2004年頃のハイエンドGPUであるGeforce 6800 Ultraの2倍近い性能があります。
A5を起動
いろいろありつつA5完全版を起動しました。
超懐かしいです。左下の3D表示がぬるぬるうごいて感動です。

A5のバリエーション
ここからは懐かしきA5の話ですが、A5のPC版はいくつかバリエーションがあります。
うちにあったのは「完全版」で、今回「完全版ETARNAL」を中古で購入して比較しました。
Version 1.0
これを見ると、完全版はどうやら1997年版みたいですね。Pentium MMXの表記が妙に懐かしいです。Pentium2時代のゲームですね。



Version 1.20
一方でETERNALの方は、マイナーバージョン20個目ということなのか1.20表記になっており、リリースが2001年頃のようですね。
マップと収録車両が増えていますが、PS版ともまた少し違うようです。



まとめ
A5完全版を遊びたくてMac Mini 2010 を整備しました。
A5のPowerVR版の存在はWikiに載っていて知っていますが、さすがに遊んだことがないので興味がありません…
ほかにもWinning Post 6や、電車でGoなども遊べました。
そのうち初代Sims(シムピープル)や、Microsoft Flight Simulator 2000なども遊んでみようと思います。


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